ポイントその1は、
閲覧者がどのように訪問したかを探る。
ポイントその2は
訪問者はどのようにページ内を
行動しているか、どのページがよくアクセスされ、
どのページに問題があるか、
ユーザーの動きを詳しく分析してサイト改善につなげていくところです。
※サイトの利用状況は次の言い方になっています。
「セッション」、「平均ページビュー」、「直帰率」です。
・セッションは訪問者数とほぼ同じ意味です。
・平均ページビューは1セッションあたりの閲覧ページ数です。
数値が低いと魅力がないと判断されている可能性が高い傾向があります。
・直帰率はサイトに訪れてそのまま帰ってしまう訪問者の割合です。
こちらもサイトによりますが、40%以下を目指したいところです。
70%以上あればコンテンツに問題があると考えられます。
(トラフィック)サマリー
訪問者はどこから来ているかの割合がグラフで一目瞭然です。
割合はサイトの戦略によって異なるので一概には言えませんが
検索エンジンからのアクセスは多い方が望ましいと言えます。
検索エンジン
文字通りどの検索エンジンからきているかが詳細に見れます。
Yahooの検索エンジンに強くGoogleの検索エンジンに弱いなど、
検索エンジン対策を見直す判断材料になります。
キーワード
検索エンジンからアクセスされたキーワードです。
どのキーワードでアクセスされているか、
または予測していなかったキーワードが良くアクセスされるなど、
SEO対策には欠かせない項目です。
参照サイト
検索エンジン同様に分析が重要である参照サイトです。
つまりいずれかのサイトからリンクが張られ、自社サイトに
アクセスされた理由になっているアクセス元サイトということです。
急にアクセスが増えた場合など、参照サイトが理由であることが多いです。
アクセス元の参照サイトを増やすことは、SEO対策的にも、アクセスを増やすためにも非常に重要です。
閲覧開始ページ
検索エンジンからのアクセスは全てトップページからではありません。
様々なキーワードで意外なページが入り口になっているケースが想定されます。
トップページ以外から入った閲覧者にもコンテンツを目的通りに見せる工夫が重要になります。
閲覧開始ページで直帰率が高いページがあれば、そのページは問題ありです。
閲覧時間
閲覧者がサイトを開始してからの閲覧時間です。
目的の内容がページ内にあれば必然的に閲覧時間は伸びていきます。
5秒以内に立ち去られている比率が高いのであれば、
閲覧開始ページとコンテンツ自体を見直す必要があります。
アクセス数が多くても閲覧時間が短ければ成果が出ない自己満足のサイトで終わってしまいます。
滞在中のページビュー数
平均ページビューの項目だけだとページビューが多い方と少ない方の
平均であるため正確な数値がわかりません。
詳しいページビューの割合はページ内容を分析して把握する必要があります。
タイトル別のコンテンツ
どのページが最も閲覧されているかが把握できます。
誘導したい目的ページは閲覧数は増えていますか?直帰率は低いですか?確認が必要です。
(上位の)離脱ページ
残念ながらサイトから離脱されていった閲覧者を分析する項目です。
離脱者がいないサイトはありませんが、閲覧者が少しでも出ていかないように
一人でも興味・関心を持って頂けるサイトにして離脱ページの数値は減らしたいものです。
訪問頻度
物販のサイトであれば特に重要なのが訪問頻度です。
リピーターの方が何回目の訪問で購入されているかを分析していきます。
新規ユーザーとリピーター
訪れている閲覧者は初めてなのか、リピーターなのかを調べます。
日本の地図上のデータ表示
インターネットでどの地域でのアクセスが多いのか
どの地域からの見込み客がどれくらいいるか想定していくときに役立ちます。
地域に絞ってターゲットを呼び込めているかを分析します。
ターゲット精査をグーグルアナリティクスでは可能です。
ぜひ、ご活用下さい。次回は、もっと詳しくご案内していきます。
ネットショップの成功するためのポイントをご紹介します。
成功するためのノウハウを知ることが成功への近道になります。
そのために、すぐ実践出来るポイントまとめです。
ポイント1.そもそも需要のない商品には注意
ネットショップで、複数の商品を取り扱っていると、
なぜか良く売れる商品と、売れない商品に分かれてきます。
売れない理由はさまざまです。
ページ自体のアクセス数が少ない、
見せ方・売り方が悪いということなら、改善の余地はありますが、
注意が必要なのは、『ユーザーからのニーズがそもそもない』場合です。
同一のサイト内で、アクセス数も同じ場合に特定の商品だけ売れないような場合は、
ユーザーが望んでないから売れない場合が多いです。
そのような商品に関しては、無理にプッシュせず、
売れ筋の商品に注力することが、商売にレバレッジを利かせるポイントです。
売れている商品の関連商品を新しくそろえたり、
同じページを改善するにしても、売れている商品のページを変更する、
売れている商品のページにユーザーを流し込むため、
TOPページのレイアウトを変更するといった施策が効果的です。
ポイント2.ネットショップでも、おもてなしが大事
顧客対応の窓口として、メールだけでなく電話も用意する。
メールの返信をなるべく早くする。など
ネットショップにおいても、顧客対応が重要なのはいうまでもありません。
しかし、もっと重要な事実があります。
実は、電話やメールで問い合わせをしてくれるお客様は、
全体の来店者のうち、ごくわずかのユーザーであることをご存知でしょうか?
問い合わせをするのって、けっこう面倒ですよね。
実際に問い合わせてくれるお客様は本当に少ないです。
インターネットで買い物するのって、結構夜遅くだったり、
中には、職場でなんてこともあります。
『営業時間終わってる。』
『日曜は休みか・・・』
のような経験ありませんか?
そんなユーザーの取りこぼし対策に、
FAQページを活用しましょう。
ユーザーからの問い合わせは
まとめて、よくある質問という形で店舗からの返答を
ページに記載しましょう。
ポイント3.業務効率を上げるメール定型文
ネットショップに限らず、業務の効率化は重要です。
問い合わせをしてくるユーザーは全体の中の一部とはいっても
PV数や注文数があがってくると、ユーザーからの問い合わせメールの返信だけでも
結構な数になってきます。
そこで、同じような内容の返答や
お店からの連絡に関しては、あらかじめメールテンプレートを用意しておき、
それで対応するようにしましょう。
ポイント4.商品の発送の早さも重要
お店のうりとして活用できる部分はなにも、
商品や、値段だけではありません。
即日発送可など、発送の速さをうりにするサイトも多くあります。
ギフトなどのどうしてもその日に届けたいというニーズに対しては、
価格訴求よりも、確実にその日に届くということのほうが
ユーザーに刺さります。
ポイント5.ユーザーのベネフィット(満足)を考える
ネットショップの場合、商品のスペックだけでなく
ユーザーにとってのメリットや利用シーンが何なのかを考え、
それを商品ページに反映させることが重要です。
ネットでカニやスイーツを購入する際
エンドユーザーが思い浮かべているのは、
孫の笑顔だったりするのです。
(帰省してくる、息子一家のために食品を買う祖父をターゲットと想定した場合)
ポイント6.ユーザーにベネフィットを伝える
上記の例だと、商品ページに子供の笑顔の写真が必要です。
よく、カニや果物なんかの商品ページで子供が食べている写真が使われているかと思いますが
種をあかすとそういうことです。
ポイント7.クレームはチャンス
お客様からの苦情やクレームは改善のチャンスです。
人間ならだれでもミスはあるもの、
問題はミスをしたときの対応の仕方です。
悪かった部分に関しては、きちんと謝罪をし、
なにかしらのおまけやサービスをして
期待以上のものを提供すれば
その人は結果として、お店のファンになってくれたりもします。
また、そういったクレームに関して
ただ単に処理して終わりではなく、再発防止の措置を講ずることで
業務を改善し効率化することができます。